それにしても、1着賞金4億円とは思えないほど、小粒なメンバーになった印象です。
このメンバーなら、 シャフリヤールが、Cデムーロ騎乗なら信頼できると思います。
天皇賞・秋は5着でしたが、最初から目標なここだったようですので、心配ないどころか、いいひと叩きになったと思っていたところ、枠順が発表になって、ちょっと待てよという感じになりました。
このレースは、2017年以降、⑨番から外の馬は3着が1頭いるだけで、他はすべて馬券圏外と外枠が極めて不利になっています。
⑮番枠を引いてしまったシャフリヤールにとっては、まさに正念場となりました。
同様に、⑭番ダノンベルーガ枠順がマイナス材料になりますし、55キロの斤量は有利ですが、天皇賞が理想の条件と関係者が言っていたように、今回は距離面でも課題が残りそうです。
勝ち切れるのは、③番ヴェルトライゼンテか⑥番ヴェラアズールと考えています。
前者は、屈腱炎を克服して、1年以上の鳴尾記念で見事に復活を遂げた後、オールカマーは7着と破れましたが、好走した後に気が抜けたようなこことは多々あることで、今回の調教を見ていると、今回は実力を発揮できる体制が整ったようです。
後者は、芝コースに転向後の活躍は目覚ましく、前走は最速の上がりタイムで、ここにも出走しているボッケリーニを0.4秒ちぎった末脚は見所がありました。
共に、鞍上はカタカナで、ジャパンカップは、海外から来日している外国の騎手を「国際招待」しているレースという様相となっています。
久し振りの外国馬の参加で、雰囲気としては、国際色が出て、ジャパンカップらしくなってきました。
来年以降の興行を考えても、JRAとしては、せめて1頭は馬券圏内に入ってほしいと願っていると思います。
圧倒的に内枠有利ということで、外国からの招待馬はすべて⑦番枠までとなっています。
枠順は、公正な抽選のもとに行われている、とされていますが、個人的には信じていません。
JRAとしては、国際競争という位置づけを確立するためにも、なんとしても招待馬に頑張ってもらいたいとう願いがヒシヒシと伝わってきます。
枠順発表前から、外国の馬が1枠を引いたら狙おうと決めていたところ、なんとフランスの3歳馬が2頭共に、ここに入りました。
この2頭と、17年以降、6歳以上は全滅というデータがありますが、昨年最後までしっかり伸びて5着だった⑤番グランドグローリーも、ぎりぎり馬券圏内いうことでマークしておきます。
⑬番テーオーロイヤルが内目の枠をゲットしていたら、強気に狙おうと思っていました。
天皇賞・春でタイトルホルダーを負かしにいったレース振りから、先行しての粘りを発揮すれば、十分に主力を張れると考えていました。
⑨番ユニコーンライオンが逃げて、これを①番シムカミル,⑦番テュネスが
追いかけた直後に、この枠順かれでも、無理なくつけられればと思います。
馬券のまとめ
③⑥(1着)→①②③⑤⑥⑬⑭⑮→①②③⑤⑥⑬⑭⑮の3連単
と
レース展開も加味して
①=③⑥⑬⑮
②=③⑥⑭⑮
⑬=③⑥
の馬単マルチを購入します。